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[インタビュー] ハン・ソッキュ「一流俳優? 私の演技、観るのも嫌な時が多い」

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2013.01.25 10:00 Mwave イ・ジノ Translation Credit : 上原 悦子

「ハン・ソッキュキッズとしてハン・ソッキュに向かい合うということは...」

『グリーンフィッシュ』(1997年)、『8月のクリスマス』『シュリ』(以上1998年)まで。ハン・ソッキュは最高だった。当時忠武路(チュンムロ)は彼の名前3文字がなければ説明がつかなかった。彼のささやきになぜか分からないがときめいた記憶さえあった。

『1997』時代の1人としてそういう俳優に向かいあうという事は一種の幸運だった。特にインタビューを受けないことで有名な人物なので、この日の出会いは一層意味があった。21日、ソウル狎鴎亭(アックジョン)のある飲食店で開かれた映画『ベルリン(原題)』メディアデ-を通じて向かい合った『ハン・ソッキュ ショック』を短い文章でも読者の皆さんと共有したい。

[インタビュー] ハン・ソッキュ「一流俳優? 私の演技、観るのも嫌な時が多い」

▶ 直接会ったハン・ソッキュは...

初めてハン・ソッキュを知ったのは映画『グリーンフィッシュ』のくすんだビデオ画面を通してだった。電話ボックスの中で「兄貴、それ覚えてる?」というハン・ソッキュの姿は15年以上過ぎた今も鮮明に脳裏に焼き付いている。

そして2013年。実に多くの事が変化した。ハン・ソッキュの立場も姿も冷たい世の中に自然と削られていった。しかし善良な微笑みと夜の眠りをときめかせた柔らかい声だけは1997年その当時のハン・ソッキュと変わりなかった。

突然頭に舞い降りてきた自転車に乗っていた『8月のクリスマス』ハン・ソッキュの姿が頭の中をかすめた。それはやはり「これまで私がやって来た映画のなかでたったひとつの映画を選ぶなら『8月のクリスマス』だ」と言ったから。想い出は共有された。そして彼との出会いがもっと貴重で価値があるものになった。

[インタビュー] ハン・ソッキュ「一流俳優? 私の演技、観るのも嫌な時が多い」

▶以下一問一答

―『シュリ』『二重スパイ』そして『ベルリン』までとりわけ南北を主題にした映画と人物が多いようだ。

「そうですね...南北韓のテーマを扱った話は俳優生活をする間やりたいですね。扱っても扱っても終わりのない話ですから。けりをつけることも出来ない話だと思います」

―『二重スパイ』の時も当時としては破格的で海外ロケも行った。だから今回の『ベルリン』での感慨が新たなようだが。

「当時2ヶ国で撮影しました。とても大きな作品だったんだが、駄目だったから記憶に残っていますよ(笑)その時いくつかのシーンは「別に海外で撮らなくてもいいんじゃないか」と思ったりもしましたが、今回の『ベルリン』はシナリオを読んだ時から「おい、これは絶対にベルリンで撮らなければならない」と思ったんですよ」

―現場でサムゲタンとムグンジを俳優たちと監督に振る舞い、話題を集めた。料理の腕が素晴らしいという話を聞いた。

「サムゲタンが料理ですか?ただ鶏をいれて煮ればいいのに..(笑)遺伝的に酒を全く飲めない方なので一緒に料理をして食事を食べたりしました。もともとキャンプが好きなのである程度の料理はします。男もこの程度はみんなするんじゃないですか。ほほほ」

―撮影が大変じゃなかったか?

「海外ロケまで合わせて70回撮影しました。多分我々の撮影回数のため他の映画を壊すかもしれない。リュ・スンワン監督が実にいろいろと準備をよくする監督ですよ。おかげで我々もしっかり撮影しましたよ」

―視力が悪いようですが。(暗い照明の成果ちょっと遠くに居る人を見つめる時目をしかめた)

「世の中が実に面白いのはいい事があれば、それに伴う反射効果がついてくるものです。私の視力が0.1~0.2で悪い方だ。しかしこれが演技する時とても役に立つんですよ。クリアに見える時より良く見えない目で相手を見る時、もっと集中できたりするんです」

―自分で惜しいと思うシーンはなかったか?

「(暫く頭を揺らした後)ほほほ。私は自らに苛酷な尺度を突きつけるタイプです。私の演技を見るのも嫌な時も多いんですよ」

[インタビュー] ハン・ソッキュ「一流俳優? 私の演技、観るのも嫌な時が多い」

―なかなかドラマでは見られない俳優だ。SBS『根の深い木』で人々に強烈な印象を植え付けたが、これからドラマでもよくお会いすることができるのか

「よくという表現を使うのはちょっと難しいようですね(笑)どうでしょう..以前職業欄に私の職業を書く時は必ず『映画俳優』と記入してましたよ。映画俳優だとうぬぼれたこともあったし。しかし最近はただ『俳優』と書きます」

「最近ふとこんな考えが浮かんだんです。「私が映画をするために演技をしたのではなく、演技をしたくて映画をやったんじゃないのか」と。見方によっては自らに厳格な尺度を突きつけるタイプでしょう。ただ私が関心があって、好きな演技なら舞台が重要なのではないんじゃないかという考えをしてみた」

―声が実に印象的だ。

「そうですね..「俳優として声がいいのは本当にいいことなのか」と思います。むしろ障害になった場合も多かったからです。今もはきはきと話そうと努力してますが、以前に声優の仕事した当時の職業病のようです(笑)」

―アン・ソンギら先輩俳優たちを映画祭を行うなど映画界前面に出ているが、そういった欲はないのか

「ほほ。どうでしょう..私は単にそういう能力がないようです。そういうタイトルが駄目だというか..そういうところが私自身にはとても難しく大変な事だと感じるのです」

―演技にあって過去と変わった面があるか

[過去には見せるための演技をしていたようです..「幅広い演技をしたい」と欲も実に多かった。しかし今は私自らが感じるために演技するのではないか、慎重に考えてみた。20~30代盛んだった時期とは考えと時間がとても変わったでしょう」

―演技に対する主観がさすがに確実なようだ

「時には私の演技の末端のようなものが害になるんじゃないかと思う時があります。本当は生涯演技をしたいんだが。今からは多様な演技をお見せすることより私が関心のある事、自ら一番上手くやれる事をしなければならないんじゃないかと思います。それが観客たちにも、俳優ハン・ソッキュにもいい事じゃないかな」

―これからどんな映画をやりたいのか

「正直どんな映画でもB.P(損益分岐点)は超えたらいいと思います。映画産業も地面を掘ってするのではないから。その前提が成されたなら私が撮る映画が観客たちに「長い間楽しんでもらえる映画だったら嬉しい」という考えでしょう」

―インタビューをなぜしないのか。人々と交流したいとおもわないのか

「(暫く頭を揺らした後)ちょっと理解して下さい。私は元々こういう人間です。ほほほ」

写真=ホ・ジョンミン記者 『ベルリン』スチールカット

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ハン・ソッキュ 20130125
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